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『経理の働き方のバージョンアップ』2010/08/25 - 経理合理化プロジェクト ニュースレター

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『経理の働き方のバージョンアップ』2010/08/25

 まだまだ残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』(ダニエル・ピンク著、大前研一訳 講談社)という本を興味深く読みました。

Motivation 3.0 
ベストセラーになっている本なので読まれた方も多いと思います。
本の内容は、社会環境が変わったらコンピュータ同様、人を動かす基本ソフト(OS:オペレーティングシステム)をバージョンアップしなければ機能しなくなるというものです。
人類の初期段階においては、生存を目的として食うため生き残るために行動していた(モチベーション1.0)。その後、生存の心配がなくなるとアメとムチ(報酬を求める一方、罰を避ける)による動機づけにより行動するようになっていった(モチベーション2.0)。そして21世紀になって、人間はアメとムチによる成果主義のような外発的な動機づけだけでは行動しなくなりつつある。これからは人間の内発的な動機づけ(学びたい、創造したい、世界をよくしたいなど)が人間が行動を起こす上で重要な要素になっていくようです<モチベーション3.0>。
「高い成果をあげる秘訣は人の生理的欲求や信賞必罰による動機づけではなくて、第三の動機づけ(自らの人生を管理したい、自分の能力を広げて伸ばしたい、目的を持って人生を送りたい)にある」(P207)
本の後半には<モチベーション3.0>の3つの要素、自律性、マスタリー(熟達)、目的について解説されていますので、最近社員のやる気が感じられないとお悩みの経営者や管理職の方はぜひご一読ください。
また、著者が本の内容について講演している動画が日本語字幕付きで配信されていますので、時間がない方はこちらをご覧下さい。

Daniel Pink 
そこで今回は、経理の働き方の基本システム(OS:オペレーティングシステム)のバージョンアップについて、考えてみます。自社の経理のバージョンが古くなって機能していないということがないか、確認してみてください。
<経理1.0>備忘のための記録
商売の歴史において、経理の初期の役割は、取引の記録でした。毎日行われるたくさんの取引は、書いておかないと後でわからなくなってしまうからです。現金や商品の出入りを帳簿に書き留めて、残高(現在の状態)を明らかにすることにより財産を管理していたわけです。
14世紀以降、この帳簿に記録する仕事「簿記bookkeeping」が、商売をする上で大事な仕事として定着していきました。帳簿を付けることが今でいう経理の仕事の基本となり、その主な目的は財産を管理することでした。ですから今でも財産と帳簿はセットになっています。現金には現金出納帳、売掛債権には売掛帳、在庫には商品受払帳、固定資産には固定資産台帳と、経理は帳簿をつけることにより財産を管理しています。
このように初期段階の経理の仕事<経理1.0>は、取引を文字と数字で書き記すことであり仕事のアウトプットは財産の取引結果を克明に記録した帳簿でした。この<経理1.0>において必要なスキルはいわゆる「読み書きソロバン」でした。
仕事の適性としては、不正をしない、まじめで几帳面な人が選ばれました。財産を管理する人は管理する財産の横にいて、財産に動きがあったら数量を数えて帳簿に記録します。まさに財産の番人、管理人だったのです。仕事を長くやっているほど取引の内容に詳しくなり、取引について記憶している量も増えていきました。そのため<経理1.0>の時代には、能力は勤務年数にほぼ比例していました。
その財産のことは、帳簿を付けている人に聞けば何でもわかるので任せておけば安心なのですが、逆にいうとその人以外はよくわからないという一歩間違えると危険な状態を意味します。信頼していた金庫番に知らないうちにお金を誤魔化されていたという話が昔から世界中であとをたたないのはこのためです。商売の規模が小さく、取引量が一人の人間で管理できるうちはよかったのですが、しだいに、この<経理1.0>のやり方では機能しなくなっていきました。
内容は、会計の歴史について、複式簿記の起源、期間計算、近代会計の成立環境、現金主義から発生主義へ、などがわかりやすく解説されています。会計の蘊蓄(うんちく)を語りたい方におすすめです。

※ごめんなさい!このサイトでご覧いただけるのはここまでです。以降の情報は『経理4970.tv』サポートサイトでご覧いただけます。 http://www.keiri4970.tv 役に立つ経理合理化情報が満載です。ぜひ『経理4970.tv』で経理合理化を学んでください!
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