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『経理アウトソーシングの今後』2007/04/20 - 経理合理化プロジェクト ニュースレター

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『経理アウトソーシングの今後』2007/04/20

 4月13日(金)、『経理合理化プロジェクト®』第5回全国大会が開催され、おかげさまで満員大盛況のうちに終えることができました。本当にありがとうございました。当日ご参加いただいた会員のみなさまに心よりお礼申し上げます。それでは、今回は先日の全国大会のフォローアップを兼ねて、今後の経理アウトソーシングについて、考えてみたいと思います。

1.中国への会計アウトソーシング

先日の全国大会第1部で、上海名南の小島総経理(社長)から中国上海への会計アウトソーシングについてお話しいただきました。現地法人設立からの経緯や、日本語と会計の教育訓練の仕方、厳しいセキュリティ体制、中国ならではの労務管理の苦労、給与体系やコスト配分の仕方まで、生々しいお話を聞くことができました。
img20070420_001.jpg 
(3年で上海会計処理センターを構築した小島社長)
特に、入力速度を上げるために日本人の苗字(みょうじ)を2日で1,000個覚えた話や、ミスすると給料がカットされるなどの話は、上海の能力主義を反映していて大変興味深いものでした。働かないで権利ばかり主張する日本人を見ていると、どちらが社会主義国家なのかわからなくなります。

(1)インターネットが国と時間の壁を壊す

当日は、上海の女性スタッフ甘(カン)さんにも、来日していただき、会場で実際に仕訳入力処理を実演していただきました。上海へ会計処理を依頼する場合、領収書や現金出納帳、預金通帳などをスキャナーで読み込んでPDFファイルなどのデータ形式にして、インターネット経由で渡します。セミナー会場にキャノンのスキャナー(5万円弱)を持ち込み、実際に領収書などを50枚程度読み込んで、それを見ながら甘さんに会計ソフトへ仕訳入力してもらいました。セミナーは、2つのプロジェクターを使って行われ、向かって右側のスクリーンで小島社長がパワーポイントを使って説明しながら、左側のスクリーンには、甘さんが会計ソフトへ入力操作をしている画面が映し出されています。左側のスクリーンの入力操作は、20分もかからないうちに終わってしまいました。たぶん疑い深い人が見たら、上海のスタッフが入力しているのではなく、名南税理士法人の日本人スタッフを連れてきて入力しているのではないかと思ってしまうほどでした(笑)。児玉は去年、上海に行って、実際に現地で甘さんにお会いしているので、間違いありません。
その後、仕訳入力の結果をチェックし、完成した会計データと結果報告書が作成され、納品されます。実際の依頼は、日本から領収書などの原始証憑のイメージデータと、前月までの会計データを添付し、納期や作業内容を書いた作業指示書と一緒にインターネットで送ります。そうすると納期までに仕訳入力の終わった会計データと作業結果報告書が戻ってきます。
まさに、日本の工場で作業していた製造工程を、中国へアウトソーシングしているのと同じイメージです。

(2)アウトソーシングに対する抵抗

去年、この上海会計処理センターを視察して、まずは「(株)経理がよくなる」の会計処理を委託してみようと思いました。帰国して、すぐに経理担当者に仕訳入力を上海へ依頼するように指示しました。しかし、いつまで経っても上海に依頼せずに、いままでどおり社内で処理しています。理由を聞くと、「細かい指示書を作るより入力したほうが早いから」、「他人が入力したものをチェックして修正するのはかえって時間がかかる」という答えが返ってきました。結局、上海へ仕訳入力作業を委託できたのは、経理社員が辞めてからでした。
社内の会計処理ですらこのような状況ですから、会計事務所が報酬をもらって依頼を受けている顧問先の会計処理を中国へ委託するには、もっと抵抗があることでしょう。会計事務所のスタッフが、委託された記帳代行作業(仕訳入力作業)を自分で処理する理由としてよく聞くのは、「自分で仕訳を入力しないと、取引内容がよくわからない」というものです。
確かに、すべての取引を仕訳入力することによって逐次理解することができるということはあると思います。しかしそれでは、すでに社内で会計処理を行なっている企業について、「自分が会計処理をしたわけではないから、取引内容がわからないのでチェックできない」と会計事務所が言っているようなもので、自分の能力の無さを露呈しているように聞こえてしまいます

(3)アウトソーシングするメリット

「(株)経理がよくなる」の経理処理は、『経理がよくなるワークフロー』を使っていますから、売上、支払、経費精算の取引は、基本的にすべて仕訳は自動生成されます。現金はありませんから、取引はすべて1つの預金口座で決済されます。したがって、会計システムへ人間が入力する仕訳は、『経理がよくなるワークフロー』で処理されない口座引き落としの公共料金や振込手数料ぐらいなので、手で入力する仕訳数は月に約50~60程度です。確かに、この程度の仕訳入力作業をアウトソーシングする必要性は、それほどないかもしれません。
でも、あえてアウトソーシングを選択します。社内でやっている限り、これ以上、経理作業の生産性の向上が見込めないからです。
実際に、上海へアウトソーシングするようになって、月次決算が3営業日で出るようになりましたアウトソーシングすると納期が守られるからです。「他の仕事が忙しいので、今週はできませんでした」なんていうことがありません。アウトソーシングのメリットは、必要なときに、必要なレベルのスキルを、妥当なコストで、依頼できるところにあります。競争相手がいるので、何もしなくても品質と生産性が向上されていきます。今後は、『経理がよくなるワークフロー』の操作を上海の人に覚えてもらい、経理事務をすべて上海へ委託できるようにしてもらうよう、小島社長へお願いしました。

※ごめんなさい!このサイトでご覧いただけるのはここまでです。以降の情報は『経理4970.tv』サポートサイトでご覧いただけます。 http://www.keiri4970.tv 役に立つ経理合理化情報が満載です。ぜひ『経理4970.tv』で経理合理化を学んでください!
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