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『経理が生き残る条件』2008/12/24 - 経理合理化プロジェクト ニュースレター

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『経理が生き残る条件』2008/12/24

2008年が終わろうとしています。あなたにとって、今年はどんな1年だったでしょうか?大きな経済変動が予測されている2009年へ向けて、今後の準備をされていることと思います。
先日、経済産業省が進めている「J-SaaS普及インストラクタ研修」に参加してきました。経済産業省が中小企業のIT化促進策として取り組んでいる「中小企業向けSaaS活用基盤事業(J-SaaS)」が、来年度からスタートします。IT化が遅れている中小企業に対して、インターネットを活用して安価な業務サービスの提供を官民共同で実現するのが目的です。

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今のところ、このJ-SaaSを使って、財務会計、給与計算、グループウェアなどの各種サービスが、2009年4月以降提供される予定です。『経理合理化プロジェクト®』が開発協力した「経理ワークフロー」も、この「J-SaaS」環境から提供(開発提供:ネオジャパン社)されます。「J-SaaS」について、経済産業省は当初50万社の利用を見込んでいますが、提供されるサービスと利用料金でユーザの反応は大きく変わってくると思います。いずれにしても、今後の中小企業のIT活用の1つの形態となっていくことでしょう。
それでは、今回は『経理合理化プロジェクト®』の2008年の活動を振り返りながら、2009年以降の課題について考えてみます。

1.金融経済不況が経理の合理化を加速させる

2008年1月に、中国・大連のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の実態を視察して、日本企業の経理、総務、人事などのバックオフィス業務が毎日大量に中国で行なわれているのを目の当たりにしてきました。事務職の知識は、どんどんコンピュータの中へ入っていき、操作は単純化され、日本語とパソコンが使えれば仕事ができる仕組みができあがっています。その結果、中国の安い人件費で処理することが可能になりました。
日本国内でも、経理などの業務を受託するアウトソーシング企業の数は、ここ数年着実に増加しており、利用する企業も増加傾向にあります。そして、世界的な金融経済不況が続く中、多くの企業のリストラがはじまっています。1番高いコストは人件費ですから、景気の見通しがよくなるまで人員削減は続く見込みです。どこの会社も、成果を生まない仕事にコストをかける余裕がなくなり、会社にとって重要でない仕事から削ぎ落とされていきます。特に、利益を生まない事務処理に高い人件費をかけている余裕はなくなりましたから、これから社内業務の合理化が加速するのは確実です。そのせいか、定期的に開催されている「経理合理化セミナー」の受講企業数は、今年の秋以降、増加しています。受講者と話をしていても、次のような声をよく聞きます。
「上司から業務効率を改善するように言われている」
「経理社員が辞めても、増員してもらえない」
「給与計算など徐々にアウトソーシングを開始した」

企業は経営を継続していくために、コスト削減を迫られ、そのために人を減らしていきます。そして、より少ない人員で業務が行なえるように、やり方を変えなければなりません。人間がやらなくてもいい仕事はコンピュータを利用し、社内でやらなくてもいい仕事はアウトソーシングする時代になりつつあります。

2.経理が生き残る条件

これまで経理は、簿記の資格があって、実務経験があれば、職にあぶれる心配はないと言われ続けてきました。その経理の前提条件が、崩壊しはじめています。経理の仕事をするうえで、簿記の資格が必要条件でなくなりました。経理の実務経験も、十分条件でなくなったのです。簿記の資格がなくてもパソコンがあれば仕事ができ、日本で働いたことのない中国の人が経理事務をこなしていることが、この2つの条件が効力を失ったことを証明しています。
この事実は、経理の仕事をしてきた人の既得権益がなくなったことを意味しています。経理の仕事を長く続けている人ほど、ショックは大きく、厳しいと思います。年齢や経験年数に比例して、仕事の内容や仕事のやり方を変えるのがむずかしくなるからです。しかし、ベテランの経理社員の中にも、積極的に業務改革に取り組んでいる人は存在します。
いままでたくさんの会社の経理部門を見てきましたが、経理業務の合理化が進んでいる会社と、合理化が遅れている会社の違いは、経理社員、特に管理職の意識の違いにあると言えます。合理化が進んでいる会社は、経理社員の意識が、常に「会社を良くしていこう」という方向に向いていて、効率的な手法を積極的に取り込んでいます。それに対して、合理化が進まない会社は、経理社員が会社全体のことよりも、経理部内の仕事の都合を優先させていて、やり方を変更することを受け入れようとしません。経済環境が変わって、経理業務の前提条件が崩壊している現在、どちらのタイプの経理社員が会社に貢献するのかは明らかです。そういう意味で、これからの経理社員に求められる条件は、次の3つだと考えています。

①自ら積極的に経理部門を改革できる
②会計スキルを事務処理ではなく、経営に役立つ仕事に使える
③会社の財務(資金)状態を理解し、コントロールできる


これからの厳しい時代、企業も、経理部門も、経理社員も、自ら変化していかないと生き残れません。危険な状態を乗り越えるためには、スキルを磨き、貢献度を高め、マネジメント能力を持つことが要求されます。

3.今後の課題

こういう時代だからこそ『経理合理化プロジェクト®』は、経理部門の改革により一層力を入れていきます。今後の重点テーマは、次の2つです。

①経理事務のIT化とアウトソーシング化の促進
②経理部門のレベルアップ

前回もお話しましたが、間接部門である経理が企業活動のPDCAサイクルへの関わりを深めることにより、会社全体へ貢献する方向を目指していきます。

※ごめんなさい!このサイトでご覧いただけるのはここまでです。以降の情報は『経理4970.tv』サポートサイトでご覧いただけます。 http://www.keiri4970.tv 役に立つ経理合理化情報が満載です。ぜひ『経理4970.tv』で経理合理化を学んでください!
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