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『計るだけダイエットと経理の役割』2010/05/25

 これから夏に向けて、腹などに付いた贅肉を落とそうと思っているのは私だけではないと思います。今、脇腹の肉をつまんでみたアナタも他人事ではないはずです。ダイエットについてはいろいろな方法がありますが、毎日体重を測定してグラフ化する「計るだけダイエット」というおもしろいダイエット手法を試してみました。
「計るだけダイエット」は、NHKの健康番組「ためしてガッテン」で紹介され、これに関する本もベストセラーになっているのでご存じの方も多いと思います。「計るだけダイエット」は通常のダイエット方法ではなく、体重をコントロールするための手法に過ぎません。実際にやることは1日2回朝と晩に体重を測定して記録し、折れ線グラフに書き込むだけです。ちなみに児玉の最近の計測記録はこんな感じです。

折れ線グラフ1 
最近は、上にのるだけで測定した体重をクラウド上のサーバーに記録してくれる便利な体重計が市販されているので、それを使って朝晩2回体重を計っています。結果はいつでもインターネット経由で、パソコンでもiPhoneでもグラフで見ることができます。

折れ線グラフ2 
体重は1日の間で普通1~2キロ増減するそうです。夜寝る前に体重を計って翌朝起きてすぐ計ってみると、1キロ減っていることがあったりするので納得します。
毎日、数値をグラフで見ているとグラフが右上がり、横ばい、右下がりと傾向がすぐにわかります。数値は正直なので、週末にドカ食いしたときはもろにグラフが跳ね上がります。すると月曜日の朝は、後悔しながら野菜ジュースだけですましてバランスをとったりします。また週のうち4,5日ジョギングしているときは体重が低い値で安定していますが、雨が続いてサボるととたんに元に戻っていきます(余談ですが、ジョギングのときにはiPhoneアプリのRunKeeperを使って、走行距離や時間、速度、消費カロリーをグラフ化しています。GPSで走った形跡を地図に表示してくれるのでやる気が出ます)。
グラフを見ていると体の構造がとても単純なのにあらためて気がつきます。摂取するカロリーと消費するエネルギーのバランスで、体重が増えたり減ったりを繰り返しています。この毎日の体重の増減の繰り返しの結果が現在の自分の体重であり、1ヶ月後、半年後、1年後の体型を決めていきます。
「計るだけダイエット」をやってみて実感するのは、毎日の自分の状態を数値で認識することにより変化に気づき、グラフで傾向を見ることにより、将来を予測し行動を変えることにつながっていくことです。「計るだけダイエット」の本(『NHKためしてガッテン やせるスイッチ 太るスイッチ女性のための成功ダイエット』メディアファクトリー)に書いてありましたが、この「計るだけダイエット」で失敗する人には共通点があるそうです。

やせるスイッチ 
ダイエットに失敗した人は、全員アナログの体重計を使用していたそうです。ここが大事なポイントです。「あいまいなデータ管理では成果が出ない」ということです。
児玉も以前アナログの体重計を使っていましたが、確かにアナログ式体重計だと針がいつまでも揺れていて固定されないので、数値の把握がアバウトになってしまうのです。その結果、目盛りの単位(kg単位)でしか数値を認識しなくなってしまい、日々の体重の変化は感じられず、毎日計ろうという気分にはならないのです。
そして、体重の変化に気づかないので、食事の量をセーブしようとも思わないし、運動量を増やそうとも考えないのです。変化を認識するには、あいまいな数値ではなく、変化を認識できる単位の精度が必要だということです。

数量化すると思考が変わり行動が変わる

経理社員の分析力を磨くのに、会社の毎日の現預金の残高を記録してグラフ化することを、昨年出版した拙著『プロの経理力』(日本実業出版社)で書きました。

プロの経理力 
「データを記録してグラフ化する」ことが、「計るだけダイエット」と同様に、変化に気づき行動を変えることにつながるのです。
本を読んで、「日々の現預金の収支と残高の推移グラフをつけるようになった」という会社が何社かありますが、経理の人に話を聞いてみると、「グラフをつけだしたら、お金が減らなくなった」という効果が出ているようです。
お金も体重と同じように、入ってくる量と出て行く量のバランスで決まります。支出が収入の範囲でおさまっていれば、お金は増えます。その逆なら、お金が底をつくことは誰でも知っています。経理が毎日作成する現預金の推移グラフを経営者が見て、預金の残高が減っているのに気がつけば、すぐに「稼ぎを増やすか、支出を減らすか」を考えます。グラフを見て、預金量が減少傾向にあることを認識すれば、このペースで行くといつ頃、資金がショートするかを予測して、改善計画を前倒しで実行するようになります。
人間は危機を感じないと、なかなか行動を起こさないものです。はっきりとした自覚症状がなく、状態が慢性的に悪化しているときは、悪くなっていることに気がつきません。変化に気がつかないので、行動も変わらずに状態は悪化を続け、自覚症状を感じたときには手遅れになっています。会社が手遅れにならないためには、経営者に、変化に気づいてもらうことが大事なのです。
そのために経理にできることは、「現在の状態を示す数値」と「傾向が把握できるグラフ」を提示し続けることではないでしょうか。児玉が、この数値化しグラフ化することの重要性を学んだのは、『数量化革命』(アルフレッド・W・クロスビー著 紀伊国屋書店)という本でした。

数量化革命 

※ごめんなさい!このサイトでご覧いただけるのはここまでです。以降の情報は『経理4970.tv』サポートサイトでご覧いただけます。 http://www.keiri4970.tv 役に立つ経理合理化情報が満載です。ぜひ『経理4970.tv』で経理合理化を学んでください!
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